シーズン5序盤使用構築
シーズン4は1700くらいというショボすぎる成績で終わったため、シーズン5で頑張るための構築の草案。
基本選出はヒードランライコウマンダ。風船ヒードランのステロ展開からの、物理を起点にするマンダと、特殊を起点にする身代わり瞑想ライコウという積みサイクルのような形。マンダを止めてくるポリ2クレセを釣り出しして、ライコウの積みの起点にしてしまおう、というのが構築の原点。
この組み合わせで辛そうな並びを挙げると、
·カバ展開起点構築(+リザ、マンダ辺り)
·マンムー、ドリュウズなどライコウの苦手な地面+水高耐久、ポリ2クレセなどのコンビ
·ゲッコウガ、フェローチェ、スカーフテテフなどの高速アタッカー
·高火力格闘、水(ヒードランを初手に出しにくい)
あたり。
意地っ張りH252 A20 S236
恩返し、地震、竜舞、羽休め
→基本は物理の前に死に出しから舞って全抜きを狙うエース。舞った後にコケコやグロス、バンギなどで止まってしまうのが不愉快なので地震、毒々を撃ってきそうなポリ2クレセ、スイクンレヒレなどは基本的に役割外なので身代わりを省いた。
Sはスカーフガブに抜かれたくないので最速ガブ+1。
ライコウ@デンキZ
臆病C252 D4 S252
10万、めざ氷、瞑想、身代わり
→ボーマンダを止めに来るために選出されるポリ2、クレセ、レヒレあたりを釣り出して起点にする特殊エース。1回瞑想を積むと身代わりがポリ2の冷ビなどで割れなくなるため爆アドが取れる。瞑想2回積んでデンキZを使わなきゃポリ2を確定取れない程度の火力なので、そこは慣れが必要。
ヒードラン@風船
臆病H252 D4 S252
ラスカ、鬼火、ステロ、吠える
→初めて風船ドランを使ったが、一部の高火力格闘、水以外の前では確実に1回行動、多くの場合2回行動出来るのが非常にポイント高く感じた。
現時点では初手に7割方選出している。こいつのお陰で地味にマンダが苦手なサンダーボルトヒートロトム辺りに耐性がついている。
ワンウェポンは噴煙でもいい気はしているが一長一短。
ドリュウズ@襷
陽気A252 D4 S252
地震、アイへ、岩雪崩、角ドリル
→コケコ、ゲッコウガ、フェローチェ、スカーフテテフなどマンダライコウの上を取ってくる相手に対しての駒が必要だと思い採用。流行りのミミッキュをワンパンだったり、マンムーにも上からアイへ撃てたりと、大きく穴を埋めてくれる存在。
ミミッキュ@フェアリーZ
意地っ張りH164 A156 B188
じゃれつく、影うち、呪い、剣の舞
→http://tiapoke.hatenablog.com/entry/2017/07/19/115221の記事から調整貰いました。ヒードランが格闘と対面した時のために安易に格闘技撃たれないためのゴーストが欲しかったので採用。また、メガギャラがパーティ単位で辛いため、A+1メガギャラの滝登りを耐える調整はかなり役に立つ印象。呪いは積みリレーする際の、後続のマンダかライコウの積みの起点に出来るように、また、このポケモン自体が積みの起点にならないために入れた。もちろんドリュウズと同じく高速アタッカー対策も兼ねる。シャドクロ無くて困るのはギルガルドくらい。
ヤドラン@ゴツメ
H252 B252 C4
熱湯、冷凍ビーム、大文字、怠ける
→格闘タイプへの抑止力として入れている。ヒードラン+ヤドランの組み合わせは受け寄りのサイクルとしては完璧に近い相性補完だが、よくルカリオ軸やバシャ軸に同居しているレヒレなどが突破出来ないため、現状ほとんど選出していない。
なんかいいポケモン、もしくは振り方あったら変えたい。
追記
ヤドランの型を変えました。
ヤドラン@達人の帯
H252 C252 S4
サイキネ、大文字、冷凍ビーム、草結び
→再生力によってバシャルカリオ辺りに無限に後出し出来る、かつパーティ単位で重いメガギャラの対処ルートを増やす草結びを搭載。鋼に有利取れる大文字、格闘に対する遂行技兼悠々と後出ししてくるゲンガーに刺さるサイキネ、マンダガブランドへの遂行技の冷ビ。水技撃ちたいカバ、マンムー辺りに対しては草結びでも事足りた。
HB方面は思っているよりも柔らかいので、ランドの地震クラスは受からないと思った方がいい。
パーティ構築:地雷枠について。
レート上位の方の構築を見ると大抵1体は入っていることが多い地雷枠について、考察したい。
まず、地雷枠の定義としてだが、
1:あまり使用率の高くないポケモン、もしくは持ち物であること。
2:そのポケモンが普段役割対象としていないポケモンを、不意をついて一撃で倒せる、もしくは機能停止させられる型であること。
かな、と思っている。
この条件に合うアイテムはというと、素早さ関係を逆転させるスカーフ、サブウェポンの火力を1発限りで上げるZクリスタル、強引に致死攻撃を耐えて一撃で倒し返す襷、あたりが上がると思う。
汎用性が高いポケモン、もしくは大抵のエースとして採用されるメガシンカポケモン(ガルーラ、ボーマンダ、リザードン、メタグロスetc)を地雷枠にしようとしても、大抵失敗するので避けた方がいい。また、既に大量の型が考案されてしまっており、かなり認知されてしまっているポケモン(ボルトロス、ランドロス、カプシリーズetc)もあまり地雷枠にはしづらい。
これらは読まれていても強いポケモンなので、奇を衒わず普通にタイプ一致Z技なりメガシンカした方が強い。
ここからは悪い例。
メタグロス@地面Z
→ギルガルドを一撃死出来るが、それ以外の奴らで地面Zじゃないと勝てないポケモンが思いつかない。メガシンカして色んな技打ち分ける際の火力が落ちるデメリットに見合ってない。
霊獣ボルトロス@毒Z
→毒Z撃ちたいフェアリー勢のうち、テテフにはそもそもスカーフサイキネで縛られているので耐久調整必須、水フェアリーのポケモンにはそもそも電気技、コケコにはこちらがチョッキを持たせる選択肢もあるのでそもそもあまり有利不利が小さい、と考えていくと、せいぜい小さくなるピクシー、ニンフィアくらいしか思いつかない。没。素直に電気Zか格闘Zでも持たせておこう。
逆に、あんまり合計種族値が低すぎる、もしくは上位互換が存在するようなパッとしないマイナー中のマイナーポケモンにやらせても意味がないことが多い。
では、ここからは良さそうな例を上げていきたい。
バシャーモ@草Z
フレドラ、飛び膝、ソーラービーム、守る
→バシャーモを見て相手が選出する水フェアリーの面々を役割破壊しつつ、炎格闘の技範囲も保っているので汎用性も保っている。めざ氷が入らない分のボーマンダ辺りへの対処を他で補えば使いやすい。
マンムー@地面Z
地割れ、氷柱針、礫、ステロ
→まさかの地震無し。地震を撃ちたい相手は大抵確定2のポケモンばかり(バンギラス、メタグロス、ドサイドンetc)なので、メガメタグロスのコメパン耐え調整を施すことで、普通は勝てないメタグロスを倒せるマンムーが出来上がる。それでいて、耐久殺し性能、ステロ、氷技2種とマンムーのやりたい事を全部出来る。
ゲンガー@スカーフ
シャドボ、ヘド爆、道連れ、気合い玉
→大抵はメガシンカか襷であることを逆手に取って、Sを上げる積み技ないし特性を持っているポケモンを倒す。(ギャラドス、ウルガモス、バシャーモetc)死に出しからの上から道連れでストッパーになることも出来る。対コケコ、メガゲンガーなど普段はゲンガーより早いポケモンに対して大幅なアドバンテージを持つ。襷でも出来ることではあるが、ステロ、砂嵐下でも機能するのがミソ。
技の1枠とアイテムを割いても、残りの3つの技でそのポケモンの役割遂行に支障をきたさないポケモンであれば、地雷枠となるに相応しい能力を持っているので、色々探して見るのも面白いと思う。
いじっぱりメガボーマンダの調整案
この中でボーマンダが勝てそうな相手を考えることから始める訳だが、今回はマンダの型として一般的な「竜舞羽休め恩返し身代わり型」で考えたいと思う。
95-145-130-120-90-120
まずはSラインから。基本自分で調整案考える時は、Sを振ることから始めている。何故かと言うと、乱数の絡む火力や耐久力とほ違い、Sは1の差が絶対的なものを言う能力だからだ。
S68振り(実数値149)→最速ギャラドス+3、準速カプ·テテフ+2、準速ミミッキュ+1
S116振り(実数値155)→準速ガブリアス+1
S180振り(実数値163)→最速カプ·テテフ+2、最速ミミッキュ+1
S220振り(実数値168)→最速100族+1
今回の型では、恩返し1ウェポンなのであまりガブリアスにはこだわらず、PGL上位のテテフ、ミミッキュ、リザードンあたりを仮想敵にするのが一番しっくりくると思う。
次に火力ライン。SもHもカツカツなので、ある程度乱数で妥協している。
A52振り(実数値189)→H4振りミミッキュを15/16で1発
A124振り(実数値199)→H4振りカプ·テテフを15/16で1発
A148振り(実数値202)→+1恩返しでB4振りガブリアスを15/16で確定1発
A196振り(実数値209)→+1恩返しでH4振りメガガルーラを15/16で1発
A252振り(実数値216)→無振りメガリザードンYを確定1発
次に耐久ライン。HDラインは耐久ポケモンの冷凍ビームを無理矢理起点に出来る程の耐久までは意地っぱりでは実現出来ないので、めざ氷を耐える程度に確保。物理に関しては威嚇込みで身代わりが耐える攻撃を意識する。
H252振り→HB:A実数値205(特化135族)までの岩石封じを威嚇込みで身代わりが確定耐え
A182ガブリアスの逆鱗で83.1~98%
A+1特化ミミッキュのじゃれつくで78.2~93%
A-1特化メガギャラドスの氷の牙で49.5~59.4%
HD:C252珠バシャーモのめざ氷で18.8%の乱数1
C95クレセリアの冷凍ビームで59.4~71.2%
調整案
H252-A52-B4-D20-S180
ミミッキュを意識した調整案。ミミッキュを1撃で倒せるA、最速ミミッキュを抜けるSを確保して、あとは耐久に振り切った。このHDで珠バシャーモのめざ氷は15/16で耐える。
ナットレイやめざ氷のないテッカグヤ、ランドロス、威嚇込みのメガギャラドスなどは余裕で起点に出来る程度の耐久と火力はある。