HCベース帯ヤドランの調整案
ヤドランは元来HBゴツメで主に格闘を始めとした物理全般を再生力を駆使して受ける物理受けとして使われていたと思うが、最近の環境では単純な物理受けのポケモンはほとんど使われていないように感じる。
環境にいる物理受けポケモンはせいぜいカバルドン、ポリ2くらいだろうか。カバルドンはステロ欠伸吠える、ポリ2にはトリル電磁波を持ち、火力もそこそこある、と使われる理由があるが、それ以外の例えばクレセリアは相手の特殊エースやギャラ辺りを呼び込んで積みの起点になってしまう弱さがあるので使用率が下がっている傾向がある。
ヤドランもそんな1匹で、自分でHBで使っても火力の無さから色んなポケモンの積みの起点にされそうなので結局選出出来ない!みたいな状況が多くあった。
と、長ったらしい前置きは置いておいて、今回のヤドランの採用意図から。
·最低限タイプ相性を利用して、後出しからバシャルカリオ辺りの格闘を狩りたい
·後出しされやすいポケモンに対して起点にされない程度の火力を持ちたい
·後出しでは勝てずとも、死に出しくらいなら相手のマンダガブマンムーくらいには勝ちたい
という前提をもってヤドランの調整を始めたい。
ヤドラン
95-75-110-100-80-30
耐久面から。
H252振りで、
特化メガバシャーモの飛び膝 32.6~38.6%
特化メガバシャーモの雷パンチ 50.4~60.3%
C252メガルカリオのラスターカノン 28.7~34.1%
A252ガブリアスの逆鱗 46.5~55.4%
A特化メガボーマンダの捨て身タックル 61.3~72.7%
基本のH252だけで多くの物理とは相手が出来そう。
D方面。あんまり耐え調整してもしょうがないが、相手の攻撃を1発耐えてこちらの攻撃で一撃で倒せる相手がいるなら、調整の意味もある。
H252_D148でC252メガゲンガーのシャドーボール 83.1~99%
残りのC108の帯サイキネで無振りメガゲンガーに117~138.5%の確定1
催眠ゲンガー以外には勝てそう。
火力指数。
控えめC108@達人の帯で計算。
サイキネで無振りメガバシャーモに117.4%~確定1
大文字で無振りメガルカリオに112.4%~確定1
冷凍ビームで無振りガブリアスに125.6%~確定1
冷凍ビームでH252メガボーマンダに106.9%~確定1
大文字でH252テッカグヤに59.8~70.5%
草結び(威力120)でHD252チョッキマンムーに44.2~52.9%→実際にこんなマンムーはいないのでほぼ2発でいけるはず
達人の帯ないと確定にならないのばかりなので必要。特にテッカグヤに勝てなくなりそう。
水技で弱点付ける相手(マンムーとかバンギラスとか)は草結びで事足りるので必要なし。ダメ計には乗せてないけどナットレイなんかは確定1。
という訳で結論。
控えめ@達人の帯
H252 C108 D148
サイキネ、大文字、冷凍ビーム、草結び
流行るとは微塵も思わないが、ポケモンの調整って奥が深いんだよ、ってのを分かって頂けたら幸いです。